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ダウンロードしたファイルを解凍し、できたディレクトリに移ります。
・例:
$ tar xvfj gsisfskey-x.x.x.tar.bz2
$ cd gsisfskey-x.x.x |
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GSI-SFS Key Server/ClientはAutotoolsに対応しているので、一般的な"./configure"、"make"、"make
install"の手順でインストールできます。 |
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インストールオプションを指定してMakefileを生成するには "configure"スクリプトを使用します。ここで、Globus
Toolkitのインストールされているディレクトリと "flavor"を指定する必要があります。重要なオプションを以下に示します。 |
オプション |
意味 |
デフォルト |
--prefix |
GSI-SFS Key のインストール先 |
/usr/local |
--enable-ipv6 |
IPv6 を有効にする |
無効 |
--with-globus-prefix |
Globus Toolkit のインストールされているディレクトリ |
$GLOBUS_LOCATION(環境変数) |
--with-globus-flavor |
Globus Toolkit の"flavor" |
$GLOBUS_FLAVOR(環境変数) |
・例:
$ ./configure --prefix=$GLOBUS_LOCATION --with-globus-flavor=gcc32dbg
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次に、"make"、"make install"します。
・例:
$ make
$ su
# make install
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RPM (RPM Package Manager)
を利用して、ビルド、インストールすることもできます。この場合、$GLOBUS_LOCATION と $GLOBUS_FLAVOR
が設定されている必要があります。
・例($GLOBUS_LOCATION は環境変数として設定されているとします)
# GLOBUS_FLAVOR=gcc32dbg rpmbuild -tb gsisfskey-x.x.x.tar.gz
# rpm -Uvh /usr/src/redhat/RPMS/i386/gsisfskey-x.x.x.i386.rpm
# rpm -Uvh /usr/src/redhat/RPMS/i386/gsisfskey-server-x.x.x.i386.rpm
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