グリッドシンポジウム in 関西 2003 (Grid Symposium in Kansai 2003)

バイオグリッドシンポジウムBioGrid2003 & アジアグリッドシンポジウム
Biogrid Symposium Biogrid 2003 and Asia Grid Symposium

2003年12月8日-9日
ライフホール(大阪府豊中市千里ライフサイエンスセンター5階)
December 8-9. 2003
Life Hall (Senri Life Science Center 5F, Toyonaka, Osaka)


バイオグリッドシンポジウムBioGrid2003

バイオグリッドシンポジウムでは、バイオとITの融合領域の未来に関する招待講演と
文部科学省ITプログラム「スーパーコンピュータネットワークの構築」(バイオグリッド・プロジェクト)の
研究成果を広くご紹介しました。

日 時 2003年12月8日(月) 10:00-17:00
場 所 千里ライフサイエンスセンター 5F 『ライフホール』
主 催 文部科学省ITプログラム「スーパーコンピュータネットワークの構築」事務局
協 賛 グリッド協議会

講演タイトルをクリックすると発表資料がダウンロードできます。(PDFファイル)
【プログラム】  進行:奥村 利幸(千里国際情報事業財団)
10:00-10:50 講 演 「グリッドとライフサイエンス、世界の状況」
理化学研究所GSCゲノム情報科学研究グループ プロジェクトディレクター 小長谷 明彦
10:50-11:20 発 表 「ライフサイエンスとグリッドの融合から生まれる新しい研究環境」
バイオグリッド・プロジェクト代表 大阪大学サイバーメディアセンター 教授 下條 真司
11:20-11:50 発 表 「CoreGrid:ライフサイエンス分野へのグリッド基盤技術の応用」
大阪大学大学院情報科学研究科 助手 伊達 進
―――――昼食―――――
13:00-13:50 発 表 「DataGrid:グリッド技術によるバイオデータベースの連携」
大阪大学大学院情報科学研究科 教授 松田 秀雄
13:50-14:20 発 表 「HTC:グリッドによる大規模高速計算技術を用いた蛋白質構造予測」
奈良先端科学技術大学院大学 助教授 藤川 和利
神戸大学理学部 助教授 高田 彰二
14:20-14:50 発 表 「TeleScience:Spring8、超高圧電子顕微鏡のグリッドネットワークへの接続」
財団法人高輝度光科学研究センター 放射光研究所 主席研究員 八木 直人
大阪大学サイバーメディアセンター 助手 秋山 豊和
―――コーヒーブレーク―――
15:20-16:10 講 演 「1分子ナノバイオサイエンス」
大阪大学大学院生命機能研究科 研究科長 柳田 敏雄
16:10-17:00 発 表 「BioPfuga:生体シミュレーションのためのグリッド上での連成技術」
大阪大学蛋白質研究所 教授 中村 春木
―――――懇親会―――――
18:00-19:30 懇親会 千里阪急ホテル 「仙寿の間」にて



アジアグリッドシンポジウム

日 時 2003年12月9日(火) 10:00-17:45
場 所 千里ライフサイエンスセンター 5F 『ライフホール』
主 催 文部科学省振興調整費「アジアグリッドイニシアチブ」
グリッド協議会
協 賛 文部科学省ITプログラム「スーパーコンピュータネットワークの構築」事務局

講演タイトルをクリックすると発表資料がダウンロードできます。(PDFファイル)
【プログラム】  進行:伊藤 智(産業技術総合研究所)
10:00-10:10 開会挨拶 産業技術総合研究所グリッド研究センター センター長 関口 智嗣
10:10-11:10 基調講演 「Webサービスとグリッド」
稚内北星学園大学 学長 丸山不二夫
「Webサービスの技術をグリッドコンピューティングに導入するGT3(GlobusToolkit 3.0)の手法が注目を集めています。e-Science meets e-Business という観点から、この新しい動 きをふりかえります。」
11:10-12:10 招待講演1 「グリッド技術を用いたSARSへの取り組み」(英語同時通訳)
Fang Pang Lin (National Center for High Performance Computing ,Taiwan)
昨年世界を震撼させたSARS。台湾でも深刻な問題となりました。この問題に対し、台 湾では医療機関をネットワークで接続し、グリッド技術を用いたX線画像の遠隔診断 など様々な取り組みを行いました。本講演においては台湾におけるSARSへの取り組み について紹介します。
―――――昼食―――――
13:30-14:30 招待講演2 「グリッドテストベッドの構築方法 -ApGrid Testbedを例に して -」
産業技術総合研究所グリッド研究センター基盤ソフトウェアチーム チーム長 田中良夫
ApGridテストベッドは、アジア太平洋地域各国の連携による国際テストベッドです。 各国の研究機関・企業が、文化・言語・立場の違いを乗り越えて巨大テストベッドを 構築しようとしています。このテストベッドを例にとり、ソフトウェア、計算資源基 盤、各国の事情も含めて、グリッドテストベットをいかにしてゼロから立ち上げるか を紹介します。
14:30-15:30 招待講演3 「APSTC(アジア太平洋地域科学技術センター)の活動について」(英語同時通訳)
Simon Chong-Wee See (Sun Microsystems Inc. / Nanyang Technological University, Singapore)
サン・マイクロシステム社がシンガポールに拠点を置くAPSTC(アジア太平洋地域科 学技術センター)は、アジア太平洋地域の研究機関とグリッド技術についての様々な 共同研究を行っています。サン・マイクロは、「the network is the computer(ネッ トワークこそ 計算資源である)」というコンセプトの基に、これまで研究分野で展開 されてきたグ リッド技術を、 産業分野での潜在ツールとして展開しようとしています。 その一端を担う当センターのこれまでの研究と今後の展開について紹介します。
―――コーヒーブレーク―――
  アジアグリッドイニシアチブ成果発表
15:45-16:25 発 表 バイオグリッドの国際連携
大阪大学サイバーメディアセンター 教授 下條 真司
大阪大学大学院情報科学研究科 助手 伊達 進
16:25-17:05 発 表 「日韓遠隔コミュニケーションの事例研究」
九州大学情報基盤センター 助教授 岡村 耕二
17:05-17:45 発 表 「ネットワークトランスポートの研究開発-Grid環境の実現に向けて-」
通信総合研究所インターネットアーキテクチャグループ グループリーダ 小林 克志
17:45 閉 会  

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