1.  プロジェクトの概要

2.  プロジェクトの推進体制

3.  2002年秋期
合宿セミナー開催報告


 グリッド基盤技術開発と
各種解析装置の
ネットワーク接続


 データグリッド技術の開発

 コンピューティング
グリッド技術の開発


グリッド基盤技術開発の概要
セキュアで高性能なグリッドシステム制御技術の開発。QoS技術を実装し、大量データ移送を効率的に実現するスケジューリングシステムを開発します。 IPv6/IPSecによる相互認証、データ暗号化、セキュリティメカニズムの統合による機密データの保護を実現します。 これらを基盤としてデータグリッド、コンピューティンググリッドを実現します。
(大阪大学サイバーメディアセンター)
高速ネットワークの構築
研究開発の基盤となるスーパーコンピュータネットワークを1Gbps以上の回線速度で接続し、グリッドネットワークの基盤を整えます。 このネットワーク基盤上で、各研究メンバー間での共同研究が効率良くできるよう、また安全に研究が進められるようセキュアな環境を構築します。
(大阪大学サイバーメディアセンター)
グリッド環境の構築
高速ネットワークで接続された各拠点をシームレスに結んだグリッドコンピューティング環境を構築するため、 GlobusとMPIをベースにした安全なグリッド基盤を構築します。Globus Ver.2のIPv6化によるセキュアな環境を構築します。
(大阪大学サイバーメディアセンター)
SPring-8を使ったデータ収集
SPring-8を使ったタンパク質分子のX線結晶構造解析は、タンパク質立体構造の解明に役立ちます。 また、X線イメージングによる高分解能画像データは生体微細組織の解析に大いに貢献します。 このSPring-8をグリッド環境に接続し、実験のモニタリングやオンライン解析を可能にすることで、バイオ分野における研究を促進し、 競争の激しいバイオ分野での研究開発に優位性を作り出すことが出来ます。
(高輝度光科学研究センター)
MEGを使った脳磁気の解析
MEGを使った脳磁気の解析によって、手術をすることなく脳の機能を解析することが可能になります。 この解析には膨大なデータ処理が必要となり、グリッドを活用することで研究にブレークスルーをもたらす可能性があります。 本研究は産業技術総合研究所との共同研究により推進しています。
(大阪大学サイバーメディアセンター)
超高圧電子顕微鏡による解析
超高圧電子顕微鏡を使うことによって、通常の電子顕微鏡では解析することのできなかった厚みのある資料の解析ができるようになります。 グリッド環境による超高速解析技術を応用することで、遠隔地からリアルタイムで資料の3D解析ができるようになり、 医学や生物学の進歩に大きく貢献する可能性があります。
(大阪大学サイバーメディアセンター)
データグリッド技術の開発
コンピューティンググリッド技術の開発

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