本プロジェクトでは、高速ネットワーク技術、グリッド基盤技術の開発チームと、その上で動く、データグリッド技術、コンピューティンググリッド技術、オンライン 解析技術の各開発チームが協調・連携しながら研究開発を進めていく必要があります。そのため、各チームの連携を緊密にし研究の進展を促進することを目的に以下のようにセミナーを開催し、研究内容の発表と活発な討論を行いました。

1.日程 : 2002年10月26日(土)〜 27日(日)

2.場所 : 富士ゼロックス総合教育研究所 「スペースアルファ神戸」

3.プログラム :

◆26日(土)
時 間 内  容
○ 9:30 開場

○10:00  開会の挨拶 (プロジェクトリーダー:大阪大学サイバーメディアセンター 下條真司)

○10:10-12:00 データのオンライン解析技術

  10:10-10:30 SPring8を使ったオンライン解析について
((財)高輝度光化学研究センター 八木直人)
  10:30-10:45 産総研MEGを使った解析について
(大阪大学大学院情報科学研究科 高坂貴弘)
  10:45-11:00 ネットワークの現状について
(大阪大学サイバーメディアセンター 秋山豊和)
  11:00-11:20 高性能電子顕微鏡を使った試みについて
(大阪大学サイバーメディアセンター 秋山豊和)
  11:20-11:40 GlobusとMPIを使った並列処理について
(大阪大学大学院情報科学研究科 伊達進)
  11:40-12:00 拡張アンサンブルを使ったフォールディングのグリッド化
(大阪大学サイバーメディアセンター 菊池誠)


○13:00-16:00 データグリッド技術

  13:00-13:30 データグリッドの概要説明
(大阪大学大学院情報科学研究科 松田秀雄)
  13:30-13:45 検索用配列分類データベースシステム
(京都大学化学研究所バイオインフォマティクスセンター 藤博幸、三菱スペース・ソフトウエア(株)柳井貞洋)
  13:45-14:00 公共データベースの自動更新システムの開発
(日本ヒューレット・パッカード(株)国府田明弘)
  14:00-14:15 公共データベースのXML変換システム
(大阪大学大学院情報科学研究科 大川剛直、(株)アズテックシステム 永川剛一)
  14:15-14:30 バイオグリッドXMLデータベース基盤システム
(日立ソフトウェアエンジニアリング(株)吉井淳治)
  14:30-14:45 ペプチド関連情報データベースのXML問合せシステム
((財)蛋白質研究奨励会 磯山正治)
  14:45-15:00 薬物代謝情報XMLデータベース
((株)富士通九州システムエンジニアリング 北島正人)
  15:00-15:10 PDBjにおけるXML化の進展
(大阪大学蛋白質研究所 中村春木)
  15:10-15:30 OGSAやGGF等におけるデータグリッドの最新情報
(大阪大学大学院情報科学研究科 伊達進)
  15:30-16:00 討論


○16:30-19:00 コンピューティンググリッド技術

  16:30-16:35 全体概要
(大阪大学蛋白質研究所 中村春木)
  16:35-17:30 QM/MM練成プログラムの開発
(大阪大学蛋白質研究所 中村春木、(株)日立製作所 何希倫、日本電気(株)高田俊和 佐久間俊広)
  17:30-18:00 一般化されたスピンDFTプログラムの開発
(大阪大学大学院理学研究科 山口兆、山中秀介)
  18:00-18:30 蛋白質フォールド予測プログラムの開発
(神戸大学理学部 高田彰二)
  18:30-19:00 in silico human lung の換気分布計算プログラムの開発
(大阪大学大学院情報科学研究科 北岡裕子)


○19:30-21:00 夕食&ディスカッション
GGFについての報告(大阪大学大学院情報科学研究科 伊達進)


◆27日(日)
時 間 内  容
○9:00-11:00 実証技術とビジネス化

  9:00- 9:15 ビジネス化全体について
(大阪大学サイバーメディアセンター 坂田恒昭)
  9:15- 9:40 創薬利用についての製薬企業側からの期待について
(三井情報開発(株)福岡良忠)
  9:40-10:20 グリッド上でのバイオアプリケーションの現状サーベイ報告
(三井情報開発(株)福岡良忠 根元圭二郎)
  10:20-11:00 今後の組織形態について
(国際文化公園都市(株)諸冨隆一)


○11:00-12:00 プロジェクト全体の方向に関するディスカッション

○12:00 閉会



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