第4回PRAGMAワークショップ
Pacific Rim Applications and Grid Middleware Assembly The 4th Workshop
期間 : 2003年6月4日〜6日
場所 : オーストラリア メルボルン Monash University
発表・デモンストレーション
グリッド基盤グループは、Bio-scienceのセッションにおいて、グリッドにおける機密データ共有のためファイルシステムに関する発表、デモンストレーション、ディスカッションを行った。ファイルシステムは既に完成し、実際に動作することもあり、多くの方々に興味を持っていただくことができた。
発表者: 伊達 進、武田 伸悟 (大阪大学大学院情報科学研究科)
タイトル: A Secure Filesystem for sharing of Confidential data on the Grid
要旨: バイオグリッドプロジェクトで、バイオ研究者は機密性が高く、かつ利便性も高いデータ共有手法を必要としている。そこで、MITで開発されたファイルシステムであるSFSと、 Globusプロジェクト で開発されたGSIを組み合わせ、新しいファイルシステムGSI-SFSを開発した。
議論: 共有するデータの種類を分類する必要について(患者のデータ、公開ゲノムデータなど)
Bio-scienceセッション内容
1. 機密情報を扱うグリッドのためのファイルシステム−大阪大学
2. グリッドでの医療データの保護−Atif
3. Mgrid−分子シミュレーショングリッド−Karp JJ
4. ライフサイエンスグリッドネットワーク−CAS
5. バイオ医学アプリケーションのためのメタスケジューラ

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